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2019年12月08日 チリ最南端の街 プンタ・アレーナスへ
   6時半モーニングコール8時出発。 雨。
ここでUSHUAIAとお別れ。


1時間後ガリバルディ峠でアンデス山脈の南端を横切る。この道の発見者の名前だそうな。
それ以前はウスアイアへ行くには船のみだった。


峠を過ぎるとエスコンディド湖が見えてきた。



道路脇に柵がでてきた。勝手に放牧され火事をおこし森林破壊された跡。
山越えの一本道。火事を消す道もないしヘリコプターもないのでたいへんだ。


大きな湖ファグナノ湖が見える。


9時半ごろやっと家が。湖が終わったところに人口4000人の町Tolhuinが現れる。
ガソリンを入れてトイレ休憩。


平たい道が延々と続く。

たまに馬や牛を見かける。


大西洋に出る。
海の干潟で何か採っている人が二人。


道が広くなった。直線だ。チリとアルゼンチンの間有事の折には軍用機滑走路となるため。
リオグランデ。


弁当用のサンドイッチを食べる。余りは運転手さんに渡す。
出国検査場の手前、バスの中でしばらく待つ。パラボラアンテナが水平近くを向いている。

出国手続きをして車に乗り込む。Tさんご主人とKが乗ったらドアが閉まってしまう。外でガイドのイネスさんがゼスチャーで指示してくれてやっとドアが開いた。どうやら乗り込む時にTさんの奥さんがボタンを押してしまったためらしい。
緩衝地帯にも牧場。イネスさんが日本語でお別れの挨拶をする。

チリ入国で今度はチリのガイドさん。しばらく牧場が続く。
グアナコ3頭。牧畜の邪魔になるのでかなり駆除されたそうだが、この後あちこちで見かける。


時々羊やグアナコを見かけるが人家の気配は全くない。レアというダチョウに似た鳥を数羽見かける。


3時半フェリー乗り場へ。世界史で有名なマゼラン海峡を渡る。
ラッキーなことにちょうど乗船が始まったところでまったく待ち時間なしで乗船。
フェリーの係員のパトリシオという若者がたどたどしい日本語で話かけてくる。奥さんはマキコ出産のため大阪に帰っている。などなど。
Nさんがコーヒーを注文したらコップにお湯。「?」おもむろにスプーンとインスタントコーヒーの瓶。砂糖。ミルクが。どうやら自分で作るらしい。これには大笑い。


30分後フェリーを降りて再び荒涼とした道を走る。この先に今晩泊まるホテルなんてあるのかしらと心細くなる。


遠くに巨大なゴルフボールのようなものが見える。レーダードームだそうだ。


2時間以上走ったら突然10万人口の町が。チリ最南端の町プンタ・アレーナス。
Hotel finis terraeにチェックインし雨の中歩いて数分の「La Luna」で夕食。

ウエイターが忙しそうに働き陽気に話しかけてくる。前菜の生魚マリネはおいしい。
シーザーサラダはクルトンばかり。シーフードのベイクドグラタンはこってり。でも味はいい。


食事が終わっての帰り道はもう雨は上がっている。
   
  ウスアイアからプンタ・アレーナスへの経路
   あすは 12月 9日:プンタ・アレーナスの市内観光の後 パイネに移動 
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