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2011年
 8月28日
 ラサにて ノルブリンカ、セラ寺、ポタラ宮
   
  9時ホテルを出発。
  バスで約30分のノルブリンカへ。


ノルブリンカは夏の離宮として使われていた。毛沢東がダライラマに贈った豪華な住まい。当時の各国の権力者が色々なものを贈っている。でもここに住むのを嫌ったダライラマはインドへ亡命。その時の時刻を時計の針が止まったままになっている。

屋敷のまわりは竹が植わって庭もきれい。

市民の憩いの公園にもなっている。

明日のショトン祭にチベットオペラが上演されるという広場がその準備をしている。
一時間半ほど見学してバスに戻る。
  バスを降りてセラ寺へ。
  毎日寺に来る巡礼者は長い行列で、手に手にポットを持っている。中味はバター油。



我々観光客は入場料を支払って列の横を並ばずに入る。

馬頭観音を参ると鼻の頭を黒く塗る。混雑しているが横入りもなく我々を先に進めてくれる。(ここは中国?)
  寺の裏山頂上には鳥葬の場所が見える。タルチョがはためいている。(とおくて写真には写らなかった)。 現在は場所を替えているそうだ。
  食事に行くバスの中でガイドのヨウさんがチベットの暮らしについて話してくれた。
高地のため野菜が栽培できなく人々の寿命は40歳ほどだったが、今は70歳くらいに延びたそうだ。
学校は小1〜高3国費。小学校教科書は中国語とチベット語両方が用意されているが中学校からは中国語だけに一本化。そのため殆どのチベット族は学歴が低い。大学は半額国費。但し卒業後は国のために働く義務がある。
ジャガイモをたくさん見かける。チベット族の好物だそうだ。
  バスを降り歩いて大昭寺前広場をとおりパルコルへ。
  パルコルで食事。
  食事のあと皆は買い物に。それには行かずレストランでのんびりしていると、店員が屋上に行ってみるよう勧めてくれる。上がってみたら大昭寺やポタラ宮がよく見えた。
  パルコルは軍隊、警官、公安等警備の人が多い。ビルの屋上にも見張員がいる。
  ポタラ宮へ。
  ポタラ宮は世界遺産で水や酸素ボンベの持ち込み禁止。見学時間は一時間。なかなか厳しい。丘の上に建っているので登るのが大変。階段もかなり登る。かなり苦しい。
  途中でラサの街を見渡しながら一息入れる。
  建物の中は撮影禁止。仏殿や宝石をちりばめたダライ・ラマの霊塔。
  帰路、建物を出ると下に池が見える。
  往きは南側の階段を登り、帰りは北側を下ったのだ。
  ポタラ宮を振り返る。
  ホテルで夕食。Oさんはたっぷり食べてアイスクリームもいっぱい。
ガイドにもらった絵葉書を子供らに出すことにする。
明日に備えて早めに寝る。
  あす8月29日は早朝に起きてデプン寺のショトン祭りを見に行く。
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