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2011年
 8月29日
 デプン寺のショトン祭りと大昭寺観光
   
  起床4時。朝食は4:30からなのだがもういっぱいの客が食堂に。4:50ショトン祭に出発。
真っ暗で寒い。
  予定よりかなり手前でバスは通行禁止のため降ろされる。歩いて行くがとても距離がある。タクシーを使う10元。
デプン寺前。たくさんの人々やタクシーや輪タク。暗い中をゆっくりと歩く。人はどんどん増えてくる。
  デプン(哲蚌)寺の山門に着く。

ここででツアーの全員が集まり、迷子になった時のため夏さんの携帯電話番号を控る。帰りの集合場所を確認して出発。
  行列は全く前進しなく群集が叫び声をあげて時々後から前から押す。列の脇を警官が固めている。
  危険を感じて一旦外にでる。どうやら前方で怪我人が出たので怪我人を運び出すため前進を止めていたようだ。鼻血をだしてぐったりしている少女が運び出され救急車に連れ込まれる。
  だんだん夜が明けてきた。
  もう一度行列に並び人ごみに押されながら進む。小さな子供は泣き叫ぶ。必死でヨウさんについて行く。
  高い山肌に仏の絵の大きなタンカが見える。これが今日ご開帳となったタンカだ。
  途中タンカの側まで行く人ルートと老人子供ルートに分かれる道がある。警官に交渉して我々4人とほかの4人は中村さんと夏さんと老人ルートへ。老人ルートは少し離れたところからタンカを眺める。
  下り始めるとすぐにデプン寺の本道らしき建物の前に。
  新婚さんの夫はかなり辛そう。Oさんは自分の酸素を渡す。新婚夫婦を置いてゆっくり狭い帰り道を下りる。
  分かれ道があるので、そこで休みながら新婚夫婦とヨウさんグループを待つ。

突然消防車が散水を始めるがホースをしっかり持っていないので、
通行人は水をかけられてしまう。
  どこでどう間違ったのかヨウさんグループは下まで下りて待っている。新婚夫婦は交通整理の係員に頼んで夏さんに電話をて派出所で夏さんを待つ。
中村さんのグループはわけがわからないまま歩く。Oさんが電話でヨウさんと連絡を取ってくれてやっと3グループが会える。
バス駐車所まで力車で行くことになる。


バスに辿り着いた時はさすが皆ぐったり。予定時刻を過ぎている。
  市内に戻り昼食。 チベット料理
  ホテルに戻り一休み。
ユーラシア旅行社の一人と世界旅行社も一人迷子でまだ見つからないそうだ。
  午後3時半ホテルをバスで出発し、大昭寺へ。
  中庭に入ると建物は金ぴかだ。

建物の中はここも撮影禁止。沢山の仏像が祭られている。
バターの灯明の臭いがたちこめ、むせ返るので早々に屋上に出る。
  屋上にはこんなものがある。なんだかわからないがやっぱり金ぴかだ。
  屋上から広場のほうを見るとその向こうにポタラ宮がみえる。
  大昭寺を出た後 パルコル散策。
  観光客と五体投地の人とその横を4〜5人の銃を持って行進する軍隊(軍隊や警備員は撮影禁止)。 異様な光景だ。
  みやげ物店で自由行動。
  チベット伝統舞踊を見ながらの夕食。

世界旅行社の迷子は見つかったらしい。
  大昭寺の前の広場を後にする。

時計は午後7時半だが、まだこんなに日が高い。
これは上海や北京で太陽の位置と一致する時刻を中国全土で単一で使っているためで、
ラサあたりでは太陽の位置とは2時間ぐらいのずれがあるためだ。
  ホテルへ移動の道中交通事故に遭遇。ユーラシア旅行社の観光バスが接触事故を起こしたらしい。
  夜、ショトン祭の花火があがったそうだ。
  あす8月30日は早朝の飛行機で成都へ。
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