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2011年
 8月26日
 タール寺を見てから青海チベット鉄道に乗ってラサへ
   
  7:30起床。ホテルの窓から見える西寧はなかなかの大都会だ。


朝食後ホテル周りを散歩。
川沿にある公園は太極拳やダンス、サキソホンの練習。散歩など市民の憩いの場所。

大通りを渡ろうとしても歩行者用の信号がなく大変だ。
  9時出発。西寧の西25kmの湟中にあるタール寺へ。
  中国国旗が目立つ。政府が国旗を掲げるよう奨励しているそうだ。
チベット犬は羊を狼から守るので非常に高価で家一軒分の値段。
  タール寺の門前。いろいろなものが売られている。
 
  ガイドのキさんがチベットについていろいろと説明してくれた。
人が亡くなると僧は塔葬、偉い人は火葬、普通は鳥葬、土葬は今はチベットではやっていない、子供や伝染病人は水葬、特別の高僧はミイラに。鳥葬をするので人体解剖がなされ医学が発達したという。
チベット人には苗字がなく、生まれたら高僧に名前をつけてもらう。ほとんどが仏教に関係ある名前なので同名者が多い。
  タール寺見学。
境内に入って間もなく善逝八塔が目に入ってくる。
  チベット仏教の一つゲルク派の開祖ツォンカパと関係深い寺だ。
大経殿に入り大金瓦殿、弥勒仏殿、文殊仏殿とまわる。線香の代りにヤクのバター油を奉納するので独特の臭いがたち込めている。 残念ながら内部は撮影禁止。
観音菩薩の化身がダライ・ラマ。阿弥陀如来の化身がパンチェン・ラマ。
写真は大金瓦殿
  酥油花館にはいる。
バター彫刻がたくさんある。彫刻は空調されたガラスの中にはいっている。
  その後市内に戻り昼食(1:30 〜2:30)。
  市場に寄る。胡桃の収穫期でおそろしくたくさんの胡桃が積まれている。


果物がたくさん売られている。みかんを買う。
  鉄道駅は工事中なので臨時の駅へ。市内から離れている。

ここでキさんと別れる。

16:50発の列車に乗り込む。

人気の列車なのでチケットを取るのが大変とのこと。我々はまとまって席を取りたいので、夏さんが重慶で取ったそうでその分割り高になったそうだ。
  一等車は日本人ばかりだ。一車両に8コンパートメント。一等車は1コンパートメントに4人。
一等車は二両。二等車は1コンパートメントに6名、4両。食堂車を挟んで三等車。一・二等車は寝台車。三等車は座席。各車両に1ヶ所ずつトイレ、洗面所、給湯器がある。トイレは紙が流せないが、誰かが流したらしく、すぐ詰まってしまった。
  ゆっくりとしたスピードでチベット高原を走る。
しばらくすると青海湖が見えてくる。大きな湖だ。ヤクや羊の群が見える。
  夕食は食堂車で。
  その後は暇なので、市場で買った果物や日本から持って来たお菓子やコーヒーなどで窓から景色を見ながら過ごす。
19時50分ごろに日が暮れる。

やがて外は真っ暗に。
  あす8月27日はほとんどチベット鉄道の続き、ラサには夕方に着く。
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