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2008年
 12月22日
サンサルバドル市内観光
 
  朝、鳥の変わったさえずりで目覚める。
窓からはサンサルバドル山が目の前に見え、緑の木々やブーゲンビリアの花々が美しい。
   
8:00 Kさんとエルサルバドル大学で日本語を学んでいるソニアさんとナンシーさんが迎えに来てくれて、朝食を市内のレストランで取る。
現地の人たちが普通に食べるププサと呼ばれる小さなお好み焼きのようなものを食べた。
8:35
 
   腹ごしらえをした後で市内の市場を見に行く。国民的アーティスト、フェルナンド・ジョルトの描いた壁画のある教会や国立劇場を見学した。
9:45 カテドラル・メトロポリターナの外観
内部。 シンプルなグラスの模様はステンドグラスとの対比が面白い。
  カテドラルの前の正面のフェルナンド・ジョルトが描いた壁画
カテドラルの前の広場は露天商がいっぱい。
  国立劇場
劇場前の広場。誰の像かは分らない。
  市場は狭い所に人があふれるほどいて、入るのは危険らしく、眺めるだけ。物乞いもいれば、警官の姿も多い。路上で売るためには大音響で音楽を鳴らしたり、マイクで口上を述べたりと、うるさいこと!ナンシーさんは市場には来ないし、買うのは高くても、いつもショッピングセンターだという。
10:30 雑貨市場
 
11:00 青物市場
 
  店番のおばさんが飼っていたインコ
ココナッツのジュース
  街中の至る所で銃を持ったガードマンを見かけるが、慣れていないので恐い。すべての家々は高い塀があり、その上には有刺鉄線がグルグル巻きにしてあって、何者も入れないように防御してある。
走っている車は車検がないそうで、廃車としか見えないものが平然と動いているのも驚き、更に、トラックの荷台に人が鈴なりに乗っているのもびっくり!道には信号があまりなく、ロータリー形式で、輪の中に入るのが難しそうだった。
     
12:25 昼食は「La Pema」でロブスター料理。フルーツジュースはジョッキーの中に小さく切ったフルーツが山盛りでおいしそう。普通のHaranja(オレンジ)ジュースもおいしいかったけど。
 
  昼食後は博物館に行く予定を立てたが、生憎月曜は休館日で入れなかった。次に向かおうとした火山も国の管轄なので、休みで火口までは見られないということで諦める。
代わりに「悪魔の門」と言われる岩山に上った。
14:35 悪魔の門
 
  高みからは遠くに太平洋や山並みが見えた。時間があれば、もっと上に登りたかったが。
15:05 今度はサンサルバドルの市街を見渡せる展望台にいく。
サンサルバドル山から右に市街が広がっている。 一番右の遠方にはイロパンゴ湖もかすかに見える。
16:00 町に戻ってから、喉が渇いて、ショッピングセンターのカフェでコーヒーを飲む。どうしてどうして値段が高い。ショッピングセンターは日本のイオンと同じような規模、店も高級なブティックもあり、Tシャツ一枚が$15はしているのに、客がどんどん買っているので、不思議な気がする。聞けば、OLの平均給与は$200〜500というのに、どういった人たちなのだろう。
  エルサルバドルはスペイン人が入植して、インディオとの混血が80%以上。都市部はパッと見た目にはいかにもスペイン人という容姿の人たちが多い。ソニアさんも祖父母はスペイン人で、祖父は今アメリカに住んでいるということだ。ソニアさん曰く、スペインはいつか行きたい憧れの地、でも、エルサルバドルは仕事がなく、能力のある人たちは皆、アメリカに出稼ぎに行くのだそうだ。せっかく日本語の上手な彼女も日本語を使う仕事がないので、英語の勉強をしている。それを聞くと、とても切ない。
  過去に誘拐事件で日本企業は引き上げ、現在日本車がたくさん走っていても、日本人は200人もいないそうだ。私たちは街中ですれ違う人たちから「チノ」(中国人)と言われる。
17:20 ホテル戻る途中、広場の周りには花火を露店がいっぱい並んでいた。
  
19:10 夕食はKさんのご主人に連れられて、ホテル近くの郷土料理を食べた。外郎のような蒸した料理や小豆とご飯を混ぜた赤飯とは全く違ったマメ料理など、種類はいろいろあるが、味は薄味?
          
  町で見かけるエルサルバドルの人たちは開放的な服装(暑いから当たり前)だが、気になるのはぷよぷよのお腹。胸よりも突き出てみえるので、女性の妊娠姿が判断できない。遺伝子によるものか、食事のせいなのか?
  ホテルTVで、日本のチャンネルを探したが、台湾のチャンネルのみ。
     
  明日(12月23日)の記録  
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