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  世界自然遺産〜スプリングブルック
2016年12月 1日                                          
 6:30 朝食
 7:30 「世界自然遺産〜スプリングブルックの奇跡」に出発。今日の案内役は藤井さん。
やはり我々の4人だけ。昨夜雨が降ったから木々がうつくしいとのこと。
 8:10 途中ヒンズダムに寄る。
このダムは発電のためではなく乾期のための貯水とのこと。
  人造湖の名前はアドバンスタウン湖。すごく広い。 面積: 18 km2だそうだ。


湖の向こう、遠くの特徴のある山がある。
藤井さんによると「ナチュラルブリッジがあり、その傍の洞窟にツチボタル・・・」とのこと。
昨夜Hさんが行った場所だ。 Hさんは昨夜は洞窟の中だと気が付かなかったらしい。
9:00 スプリングブルック国立公園に向かう途中で、ガイドの藤井さんがモーニングティーの準備に立ち寄る。
ジャカランダの花が真っ盛り。地面にも花が一面に落ちている。


9:20 南極ブナの森の入り口。
全体としては亜熱帯雨林帯だが、いろいろな樹木域が隣接している不思議な場所だ。
南極大陸から分かれたころジュラ期の南極ブナ(樹齢3000年)がありストームリリーやブッシュアップルがある冷帯雨林ブナ林の区域。
  

南極ブナ(樹齢3000年)


 ストームリリー            ブッシュアップル            原種のナス
  
9:30 ベストオブオール展望台からは南半球最大(阿蘇の2倍)のカルデラが一望できる。
この火山は完全な死火山だとのことだ。 右側の少し高い所がカルデラの中心。噴火口のあと。 
10:05 スプリングブルック国立公園
  「ユーカリは紫外線を出して他の植物を弱らせる」とか「ユーカリの葉にある揮発性油は発火点が47〜48度ですぐに山火事を起こす」とか。
  ユーカリの木を見上げると、葉が銀色に見える。 紫外線を反射しているからだ。
  ゴールドコースのサーファーズパラダイスの高層建築群が見える。
  山火事の後にブラックボーイが立っている。この木は火事に遭っても枯れないそうだ。
  ブラシの木の花
  生い茂った木々の間や岩盤の裂け目を通る。
  巨大なユーカリの木
  滝の裏を通る道を約3q歩く。
  滝をうらがわからみあげる。
  トタテグモの巣、これはモンゴルにもいるそうだ。
  公園出口で遅めのモーニングティー。
休んでいると青あずまや鳥のオスが寄ってきてくれる。
11:55 キャニオン展望台。


滝が見える。
  景色を眺めていたら日本の高校生団体を案内している貝塚さんに会う。
  展望台のすぐ横で珍しいオオイワトカゲ Egernia majorを発見。
12:10 パーリングブルック展望台へ
  展望台への入口にユーカリの大木が倒れていてハチが巣を作っていた。この蜂は針がないそうだ。
  この付近で見られたビカクシダ。見事な大きさだ。
  途中に森林保護の記念碑が立っている。
この碑の左側(入り口側)は雨林帯、右側(展望台側)はユウカリなどの乾燥した森。
  展望台から落差106mの滝を眺める。でも水量が十分ではないので迫力はない。


下の方に虹が見えた。
12:40
  〜13:55
公園を出て近くのレストランで遅めの昼食。
高校生団体が昼食を終えて出て行った。
食事をしている間 鳥が近くに来てさえずっている。
一羽なのにいろいろな鳴き方をして楽しませてくれる。  鳥のさえずりを聞く
  食事が終わったら、ボードを持ってきて今までたくさん話してくれたことのおさらい。
教えてもらったことはたくさんあるが殆どは忘れてしまった。
  帰りはどこにも寄らずまっすぐホテルへ。
14:50 ホテルに着いたら雨が降り出した。今日の藤井さんの話「夏の初めは朝は気温が低いが昼間どんどん気温が上がり、このゴールドコーストの西にあるスプリングブルックのたくさんの木から水蒸気が放出され夕方雨となる」と。その通りだ。毎日朝は晴天なのに午後は雲が出て夕立がある。
  雨も降るし明朝早起きしなければいけないので早々に夕食にして休む。
   
  12月 2日 シドニー
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