瑞穂のくま
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2010年
  7月24日
 GLETSCH     
  今日でZermattに別れを告げ、岐路に着く。
といっても途中、Gletsch、Chuu、Maienfeldと寄ってからZurichに行くのだが。
  これでMatterhornも見納めだ。 昨夜雪が降ったのだろう白くなっている。
  貸し別荘の鍵をHotel Dufourのフロントに返して、駅に向かう。
さすがのZermattのまちも、朝は観光客の姿はほとんどなく静かだ。
Zermatt

Brig
8:39Zermatt駅発車。何のアナウンスもなく時間になるとドアが閉まり、動き出す。

Brigで乗り換え。
Lax 昨日(23日)氷河特急で事故があり鉄道が不通のためLaxの駅で降ろされた。
次のFieschまで バスによる振り替え輸送だ。

左の写真に写っているのは我々が乗ってきた列車で、事故の車両ではありませんす。

  バスは事故現場の近くを通る。
脱線した車両は木に隠れて見えないが、クレーンのしたあたりにあるのだろう。
 この事故では日本人1人が死亡し、
42人が重軽傷を負ったがその大半は
日本人観光客だった。
Fiesch バスがFieschに着くとすぐにまた電車に乗り、全員が乗り終わるとすぐに発車した。
Oberwald Oberwaldで電車を降りてバスに乗り換えGletschに行く。電車は10分ほど遅れて到着したがバスへの乗り換えには十分すぎるほど時間があったのでまったく問題なかった。
バスの発着場所がわからず売店のおばさんに聞いてもはっきりせずうろうろした。 
駅舎の出口のまん前にある車の料金所が気になったが、電車に乗る車のためのものだった。
Gletsch GletschについてすぐにHotel Gletsch du Rhoneにチェックインに行く。
フロントのおばさんは英語がわからない。 ああこうしていたら そばにいた別のお客さんが通訳してくれて、誰かの娘さんから電話があったとわかる。おばさんが折り返しの電話をしてくれて誰なのかもわかった。
何とかチェックインをして部屋にはいる。窓からGrimsepassへの道が見えるがその入り口のところに通行止めのサインがある。
  せっかく切符が買ってあるのだから行ってみようと言うことになり、バス停に行く。
かなり悪天候になってきたし、通行止めのサインが出ていたのでちゃんとバスが行くかどうかわからない。インフォーメーションで状況を聞こうとしているところへバスが来た。運転手に聞くと峠までは行くというので、バスに乗り込む。
  バスはすごいツヅラ折りの道を登っていく。
Grimselpass Grimselblickについたときは霧の中だった。風と雨も強く
  Grimselsee(グリムゼル湖)はなみだった湖面がかろうじて見えるだけで、
景色は何も見えない。
風と雨も強く これではどうしようもない。
  バスはGrimsel Hospizまで行って引き返してくると言うので、そのまま乗せてもらう。
途中、道路わきの斜面から水が滝のように落ちている。
  バスはGrimsel Passhoheに戻った。運転手は発車時間までの間ホテルに行ってしまったが、我々はそのままバスの中で駄弁ってすごす。
Gletsch Hotel Gletsch du Rhoneに戻る。夏(7月下旬)だと言うのにかなり寒い。
  ロビーでうろうろしていると、フロントのおばさんが暖炉に薪をくべてくれた。
薪の火はほっとする暖かさだ。


ひとしきり談笑してすごす。
  外は相変わらず雨で寒いし町には何もないので、ホテルのレストランで夕食を済ませ、
早々に部屋に入ってやすむ。
電車の行程
ツェルマットからグレッチへ
  Zermatt dep 8:39   R 226 Regio
  Brig Bahnhofplatz arr 10:03 14MGB    
  Brig Bahnhofplatz dep 10:23 11MGB R 534 Regio
  Oberwald arr 11:40      
  Oberwald Bahnhof dep 12:30   BUS122 Bus, Z VP
  Gletsch, Post arr 12:40      
グレッチからグリムゼル峠往復
  Gletsch, Post dep 13:45 1 BUS 104 Bus, Z VP
  Grimsel Passhohe arr 14:00 7    
  Grimsel Passhohe dep 14:44   BUS 107 Bus, Z VP
  Gletsch, Post arr 14:54      
  あす7月25日はFURKA蒸気鉄道に乗り、CHURへ
   
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