瑞穂のくま
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2009年
   9月3日
Rheinburgenwegを歩く                  歩行地図
  目覚めたら雨。
Oさんは雨間に町を少々散歩。
STONEさんも散歩していたら昨日の喫茶店主のおばさんがドイツ語の勉強にでかけるところに出会ったそうだ。STONEさんはすっかり町の有名人。
Kは喉が痛い。風邪らしい。
  8:00朝食。 どうやらここはB&Bらしい。
食事が終わって出かけようとしたら隣のテーブルのドイツおばさん4人連れが日本語で「さようなら」
  今日はRheinburgenwegというライン川沿いのトレイルを歩く。
9:45 ハンナが母ウタの車でお迎えに。
ランチを作って持ってきてくれた。水も用意してくれた。
手分けして荷物を持つ。
ウタが天気になるよう神に祈ったから晴れてくるそうだ。
本当に晴れてきた。

まずはぶどう畑の間ぬけて城壁の塔に登る。

ライン川を見下ろす景色はなかなかのものだ。


道端の木になっている実の説明をハンナがしてくれる。「食べてもいいよ」と言われると喜んで採って食べる。

2組の二人連れのハイキング客に出会うだけで我々だけの世界。

ハンナの村(人口300人)が見えてきた。

畑が広がる。

スレートの岩壁が時々現れる。


あと15分で休憩所というところで突然雨が降り出す。

草むらをショートカットして急いで休憩所へ逃げ込む。休憩所に着いたら雨は止んでしまった。傘を広げて乾かしながらランチにする。
祖母作のテーブルクロスをかけて、ウタ作のパン・カップケーキとソーセージ。オズワルド作のぶどう、トマト、プラムなど。

休憩所のところからKaubの町とBurg Pfalzgrafenstein(ねずみ城)が見おろせる。
  サイレンが聞えてきた。どこかで火事でも?途中で出会った二人連れも到着し休む。
  出発。
Kの足の状態が良いので予定通りのコースを行くことにする。

牧場には牛やヒツジがいる。風が爽やか。

急傾斜のブドウ畑の間を行く。
  古城Auf Schoenburgに着く。

古城のレストランで一休みしてトイレとお茶。
面白いポットが出てきた。


城からOberweselの町を見下ろしていると、すぐ目の前(下)を戦闘機が2機すごい音をたてて飛んでいきびっくり。
  丘を下ってオーバービッセルの駅へ。
赤色のLiebfrauenkircheが印象的。

Oberwesel駅の近くにも古い城壁の一部が残っている。


グループキップが買えないので一人キップを5枚買う。
16:30 Oberwesel 発。 16:35 Bacharach着。
電車ではわずか数分の距離を6時間半かけて歩いたことになる。
  バッハラッハ駅にはウタが車で迎えにきていてハンナを乗せていく。
我々はホテルへ歩いて。

途中ハンナに教えてもらったアイスクリームやへ寄る。
バッハラッハ特別のリースリング入りのアイスクリームを買うがおつりがないと言われあわてる。なんとか小銭があった。
アイスクリームはお勧めだけあっておいしい。
  ホテルでシャワー。

6時にハンナが迎えにきて車でハンナの家へ。

古い農家だった家なので馬小屋付き。古い農機具もある。屋根はスレート。部屋の中には暖炉があり寒い冬はその周りに家族が集まるそうだ。ウタの手料理とオズワルドの新鮮な農作物のおいしい夕食。
  食事をしながらいろいろな話を聞く。
昼間聞いたサイレンは強風でどこかの家の屋根が飛ばされた合図だそうだ。この村は住人が少ないので専任の消防員はいない。代りに住民の中で自衛団が作られていて非常事態の時はサイレンの合図で自衛団が出動するということだ。
オズワルドはこの小さな村育ちで学校で外国語を学んだことがないとのことでドイツ語オンリー。ライン川の対岸は毎日家の窓から見ているが行ったことはない。
ハンナの祖父は子供の頃ライン川が氷って歩いて対岸まで行ったことがある。などなど・・・・・
  夕食後薄暗くなった庭を見せてもらう。広い庭。りんご、もも、プラム、蜂も飼っている。

木の上には子どもが遊ぶように小さな小屋がある。ハンナも子どもの頃遊んだそうだ。トマト、きゅうり、レタス、タマネギ、ジャガイモ、にんじん、蕗、五月豆・・・・日本から種を持ち帰り植えた大きなカボチャ。雨水を溜める装置や井戸もある。りんごからりんご酒もつくるそうだ。
  ホテルまで車で送ってもらう。ホテル8時半着。ハンナと別れを惜しむ。ラテン語の勉強で忙しいのに我々のため時間を割いてくれて本当にありがたいことだ。
  Oさんの万歩計27600歩。
  明日(9月4日)の記録
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