襖の張替え | |||
2008年11月2日、3日 | |||
和室の襖が大部汚れてきたので張替えをすることになりました。 ホームセンターへ行って張替え用のふすま紙とふすま用の糊を買ってきました。 今回使用したふすま紙は裏にのりが付いていて、切手のように濡らすとくっつくようになるタイプのものです。私のふすま張替えの様子を紹介します。 |
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ふすま紙は巻き癖を取るために広げておく。 |
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引き手を取り外す。 | |||
ニッパを使って釘の頭を浮かす。 |
ペンチで回しながら引きぬく。 |
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引き手を外したところ |
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左右の縦の枠をはずす。 | |||
当て木をして上から下に叩く。 |
このくらいずれると、外れるようになる。 |
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釘の頭と穴が合ったところで外す。 |
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釘の頭の出っ張っている高さをきちんと調べておき、 枠を痛めないように注意しながら釘を抜く。 |
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上下の枠をはずす。 | |||
皮スキ(スクレーパー)を少しずつ隙間にさし込んで広げる。 |
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釘が本体に残ったときは |
プライヤーで回しながら引きぬく。 |
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乾拭き | |||
埃を落すために乾拭きする。 |
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ふすま紙の裁断 | |||
ふすま本体より1cmほど外側で切る。(絵柄の高さや左右位置が合うように注意) |
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裏面を濡らす | |||
ふすま紙の裏を上にして広げる。 |
水を含ませたスポンジでたっぷり濡らす。 |
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周囲は濃い目に溶いたふすま糊を着け、 |
ブルーシートの濡れたところは拭いておく。 |
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張り合わせ | |||
紙の上にふすまを まず下辺を合わせ |
もう片方をそうっと降ろす。 |
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ひっくり返し、表を上にして空気をぬく。 ゆるやかなしわは乾けばピンとなる。 |
極端なしわが出来たらそこまで剥がして張りなおす。 |
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周囲を折り込んで |
全体のバランスを見ながら貼りつける。 |
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余分な紙の調整 | |||
折り込んだ紙が裏側に出てしまう場合は、ステンレス定規をあてカッターで切る。 |
角はつまんで切り落とす。 |
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乾かす | |||
上下の枠の取りつけ | |||
もとの釘穴の位置を捜して、そこに釘を入れる。 |
釘を打ち込んだ後、最後に釘締めで頭を打ち込む。 |
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左右の枠の取りつけ | |||
以前と同じだけの高さまで釘を追込む。 |
枠の穴と釘の位置を合わせて、枠をはめ | ||
当て木をして下から上に叩いて 下の面を |
揃える。 上は縦枠が少し出っぱる。 |
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引き手をつける | |||
釘が小さいので はじめは ペンチで挟んで打ち付け、 |
最後のほうは釘締めで打ち込む。 |
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これで出来あがり。 | |||
所が部屋の出入り口の戸は、合板にふすま紙が貼ってあった。 枠が外れないので、これと同じようにはやれない。 |
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ふすま紙をぬらしたあと紙を裏返して、表を上にして、 |
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下辺を合わせて しっかり押さえておいて |
上のほうを引っ張りながらおろす。 |
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しわの所まで剥がして置き直す。 |
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周囲を竹べらで押さえ込む。 |
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コーナーは切込みを入れ |
角まできちんと押さえ込む。 |
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ステンレス定規を当てカッターで切る。 |
切れていることを確かめながら余分な部分を剥がしていく。 | ||
縁についた糊を拭き取る。 |
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この程度のしわは乾けばピンとなる。 |
切るのが早すぎると、乾くときに縮んで周辺に隙間が出来るので注意を要する。 | ||
乾いたら、引き手をつけて出来あがり。 | |||
こんなにきれいになりました。 | |||
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