11月9日 午後 サーメ人宅訪問

雪の上のアクティビティは雪不足で十分に楽しめないとのことで、そこで、サーメ人宅訪問
をすることにした。

サーメ人は北欧からロシアにまたがるラップランド地方にトナカイを追って遊牧生活をして
いた先住民族だ。
今はフィンランドのラップランド地方の人たちは定住しているが、今でもトナカイを放牧して
それを生活の糧としている。
ホテルから15分のところにあるパウロスさんの家に案内してもらった。
サーメは遊牧生活に根ざした独自の文化を持っていて面白かった。

サーメ人のパウロスさんとトナカイ
  サーメの歌謡「ヨイク」を歌ってくれた
     
サーメの民族衣装
 
     
生活用品の多くはトナカイの毛皮や角、骨を利用して作られている。
トナカイの毛皮のミトン

どんなに寒くても大丈夫。
  トナカイの皮の袋と角で作った裁縫道具入れ

遊牧生活にあわせ裁縫道具入れも携帯型だ。
     
トナカイの毛皮の靴
  靴の底。
底は、雪の上でも滑らず、うまく歩けるように毛の向きを踵と前の方とで変えている。

夕方からオーロラ観測。

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